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捩れ屋敷の利鈍

捩れ屋敷の利鈍

to-fuです。
メビウス。





表紙裏より
エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る”メビウスの帯”構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。密室状態の建物内部で死体が発見され、宝剣も消えた。そして発見される第二の死体。屋敷に招待されていた保呂草潤平と西之園萌絵が、事件の真相に到る。S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。


Vシリーズ8作目の『捩れ屋敷の利鈍』です。他のVシリーズに比べて圧倒的にページが少ない。でも、綺麗にまとまっています。
各章のタイトルが韻を踏んでいます。お洒落。
プロローグ 要請 request
第1章   来客 quest
第2章   風趣 zest
第3章   探求 quest
第4章   整理 digest
第5章   示唆 suggest
第6章   付会 wrest
第7章   克服 conquest
エピローグ 洒落 jest

表紙裏の通り、S&Mシリーズの西之園萌絵とVシリーズの保呂草潤平が出会いました。
犯人捜しは特に深く追及していませんでしたね。2つの密室を解くのがメイン。ただ、もっと厳密に言うならば、その密室崩しより重要なことが隠されていた気がします。エピローグに。事件後日に、保呂草と瀬在丸が会話している場面が印象的です。ただ、保呂草が瀬在丸と何を約束したのか、それがこの本のどこに描写されていたのかが全く見当がつかなかったので、他のホームページで解説しているのを見てしまいました。叙述トリックなのかな?

なんというか、考察がすごい。
すごすぎて、短編集の『今夜はパラシュート博物館へ』に収録されている『ぶるぶる人形にうってつけの夜』まで読み返してしまいました。コアな読者さんはすごく読み込んでおられる…

考察のおかげであらかた時系列は認識しましたが、to-fuの森博嗣作品の読み始めた順番がおかしいせいでいまいち呑み込めません。
やっぱり、S&MシリーズやVシリーズの前に四季シリーズやGシリーズを読むべきではなかったか。でも、森博嗣作品で最初に読んだのが四季シリーズだから、回避できない状況にあったんだろうなぁ。

四季シリーズとGシリーズは読み直そう。絶対に。
でも、今はVシリーズを先に読破しよう。
残るは
『朽ちる散る落ちる』
『赤緑黒白』
の2冊のみ。
それが終わってから、四季→Gという具合に読み直していきたいです。あとは、『まどろみ消去』などの短編集に含まれているS&MシリーズやVシリーズのお話も。

最後に。
付箋を1枚貼りました。

考えなければ、アイデアは浮かびません。
突然、何もしていないのに思いつくなんてことはないはずです。

西之園があと2時間で密室の謎を解くと言った際の言葉です。良いですね。
考えないと、発想はやってこない。
やってくるというよりは自分で発想を取りに行くのでしょうね。

コメント

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