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おもしろ実験と科学史で知る 物理のキホン

to-fuです。
物理。




『おもしろ実験と科学史で知る 物理のキホン』は全部で5章から構成されています。
力学


電気
流体

基本的に、左のページには解説、右のページには簡単な実験の手順が載っています。
実験はどれも簡単に行えるものだし、なかなか物理の本質を突いているので面白いです。

to-fuも学生の時に、この本を参考にして慣性質量の演示実験を授業中に行いました。内容は、容器に水を入れて、その中に100円ショップで買ったあひるさんを入れるだけ。
この容器を急に前に動かしたり、後ろに動かしたりするだけの実験です。

電車でイメージをすると、電車が急に動くと人間は後ろに倒れようとし、電車が急に止まると人間は前に倒れようとします。これは、「人間」が「周囲の空気」より重いために起きる現象です。「人間」の方がその場に留まっていようとする性質(慣性)が大きいために、周りの環境に取り残されるというわけです。

では、容器に入れた水とあひるさんではどうなるかというと、容器を急に前に動かすとあひるさんは前に動きます。同様に、容器を急に後ろに動かすと、あひるさんは後ろに動きます。これも、原理は電車と同じです。「容器の水」と「あひるさん」では、「容器の水」の方が重い。「容器の水」はその場に留まっていたいので、容器を急に前に動かすと、水は後ろ側に集まったようになります。そのため、あひるさんは後ろに動くのではなく、前に押しやられるというわけです。

電車と容器では、「人間」と「容器の水」が同じで、「周囲の空気」と「あひるさん」が同じです。こう考えるとしっくりくるかも。

やっていることは同じでも、実際に見てみると「おぉー」となります。授業で他の学生に見せたときにもそのような反応だったし、最初に試したときも自分がかなり驚きました。

そんな感じの『おもしろ実験と科学史で知る 物理のキホン』、付箋は13枚貼ってありました。読み応えのある良本だと思います。

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