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名探偵の呪縛

to-fuです。
東野圭吾さん。




図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。
次々起こる怪事件。
だが、何かがおかしい。
じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。
この街を作った者の正体は?
そして街にかけられた呪いとは何なのか。
『名探偵の掟』の主人公が長編で再登場。
(カバー裏より)

天下一シリーズといっても、多分天下一シリーズは『掟』と『呪縛』だけですかね。
「私」は作家だし、ミステリ作家みたいなことが書かれていたので、東野さんだと思って読んでいました。多分、実際そうなんだと思うし、人物を想定して読んだ方がストーリーがわかりやすかったのでそうしました。
序盤で、原子力発電に関する本を書いているとありましたが、これはもしかしたら『天空の蜂』のことを書いていたのかな、と。そんな「私」が別世界に迷い込んでしまい、探偵をすることになります。
盗堀物の見つける依頼。
「本格推理」の概念の欠けた街。
自分たちが「どうして」この街にいるのかがわからない住人達。
街自体に歴史がなく、そのため住人も存在意義を失っています。
そんな中で起きる、殺人事件。しかも、密室。これは完全に本格推理の類なのに、そもそもその概念がないのだから説明やら解明に困惑する探偵さん。
殺人事件を解決しながら、盗掘物の捜査もし、徐々に街に対してある考えが浮かんでくるようになります。

長編のようで、案外さっくり読めました。
基本的には章ごとに殺人が起きるのですが、割とさっくり解説してくれます。
中盤では、頻繁に殺人が起きるのは「呪い」だとなんだとなり、探偵さんも「呪い」だとか言っていましたが、実際は「呪い」ではなく、しっかりと人間が関係してました。人間の影響力は怖いものです。

作中で、探偵さんが密室の種類をいくつか挙げていました。
1 実際には殺人事件ではなく、偶発的な出来事が重なって、あたかも殺人があったかのように見えたケース
2 他殺ではあるが、直接犯人が手を下すのではなく、被害者を自殺か事故死に追い込むケース
3 部屋の中に巧妙に取り付けられた何らかの仕掛けによって、自動的に殺人が行われるケース
4 じつは他殺に装った自殺のケース
5 被害者は既に殺されていたにも関わらず、錯覚や偽装によって生きていたと見せかけられたケース
6 被害者はまだ生きているにも関わらず、部屋の中で既に死んでいるように目撃者たちを錯覚させるケース
7 窓、ドア、煙突などに細工をして、一見出入り不可能な状況を作り出すケース

密室の種類はこのどれかにあてはまるんだとか。いろいろあるんですねぇ。

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